月別: 2020年4月

ファウンデーション

アイザック・アシモフ/ハヤカワ文庫

 もとのオフィスに戻ると、マロウは考えながらいった。「それで、これらの原子炉はすべて、あなたがたの管理下にあるのですか?」
「ひとつ残らずそうだ」技官は自己満足以上の感情をこめていった。
「そして、あなたがたがこれらを運転し、正常に保っている?」
「そのとおり!」
「では、もし故障したら?」
 技官は憤慨したように首を振った。「故障しない。けっして故障することはない。永遠に使えるように作られている」
「永遠といえば、ずいぶん長い時間です。万一――」
「無意味な場合を想定することは科学的でない」
「わかりました。もし、わたしが枢要部を爆破して吹っ飛ばしてしまったら? もし、これられの機械が原子力攻撃に対して、弱点があったら? もし、わたしがもっとも重要な連結部を溶接してしまったり、クォーツのD=チューブは粉砕してしまったら?」
「その場合には」技官は激昂して怒鳴った。「おまえは殺される」
「ええ、それは分かっています」マロウも怒鳴っていた。「しかし、原子炉はどうなります? あなたがたは修理できますか?」
(pp.307−308)

私が殺した少女

原尞/ハヤカワ文庫

「人間のすることはすべて間違っていると考えるほうがいい。すべて間違っているが、せめて恕される間違いを選ぼうとする努力はあっていい」
「そこが、あなたと私との違いだ。私には誇りというものがある。家族を守っているという誇りだ。」
「私も誇りの話をしていたつもりだ。家族を守ると言うが、慶彦君や奥さんを一番苦しめているのは、あなたが知恵と称している”虚偽”だし、つまりはあなた自身ではないのですか」
(p.420)

【3期目のご挨拶】

当社は本日より3期目のシーズンに入ります。学校の入学・進級もプロ野球の開幕もままならないなか、なんとか3年目に入ることができましたのも、ひとえにみなさんのおかげです。ありがとうございます。本年度も、よろしくお願いします。

2019年度は、おかげさまでかなり幅広い内容の仕事をすることができました。ちょっと振り返ってみます。


●書籍編集の仕事
・三才ブックス『世界でいちばん素敵な◯◯の教室』シリーズの書籍(現状で3冊)
・誠文堂新光社にて、簿記検定試験に関する書籍
・誠文堂新光社にて、下水道資格・コンクリート技士資格に関する書籍
・海洋文化社(東京ナビゲーション)にて、小型船舶操縦士免許取得のための問題集
・日本図書センターの学校図書館向け書籍『自然災害サバイバル』全3巻
・現代けんこう出版が展開する「フレイル」関連のパンフレット、リーフレット
・三笠書房にて、「世界の神話」についての文庫

●地元(佐久市をはじめとする東信地方での仕事
・「週刊さくだいら」での記事制作
・「月刊とわいえ」での記事制作
・「季刊mamamo」での記事制作
・信濃毎日新聞「就職navi」での記事制作
・佐久商工会議所でのいくつかの企画出し、制作
・佐久市役所と協働した記事制作

●ネット関連での仕事
・KADOKAWA「ダ・ヴィンチ ニュース」での書籍レビュー(70本ていど)
・インフォメティス のウェブサイト「見守りサービス徹底比較」での記事制作(60本ていど)
・東洋経済新報社「東洋経済オンライン」での記事制作(8本ほど)
・「マイナビ看護師」「マイナビ保育士」のオウンドメディアでの記事制作(はじまったばかり)

というわけで、形になったものもたくさんありますが、わたしとしてはそれ以上に、形には(いまのところ)現れない企画のアイデアや、人とのつながり、情報源、地元でのさまざまな経験を学ぶことができた1年でした。

2020年度も、「情報の地産地消」などの理念は変えずに、この調子でさまざまな形での情報発信のお手伝いをしていこうと考えます。また、今年度からは、他人だけでなく自分からの情報発信も積極的に進めていきます。そのとりくみのひとつが、地元コミュニティラジオによるラジオ番組制作になるかと思います。こちらのほうも、応援していただければ幸いです。

以上、年度はじめのご挨拶まで。
Go Go Barnette!!