モリアーティ

モリアーティ

アンソニー・ホロヴィッツ、駒月雅子・訳/角川文庫

 アセルニー・ジョーンズが銃を抜いた。規則違反にもかかわらず武器を携行していたとは。公使館にいるあいだもずっとポケットに入っていたにちがいない。
 私は自分の銃を抜いた。ジョーンズは私を見つめた。ショックと狼狽のあとに、あきらめに似た感情が彼の目に浮かんだ。
「すまないな」私はそう言って……(以下13文字を伏す)
(p.379)

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